飛べるくらい軽くなりたい

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飛べるくらい軽くなりたい

来世は蝶々に生まれたい。そして一生青虫で居たい。

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出張が楽し過ぎたのでセミ1セミ2下戸の愚痴綿棒

映画〔イップ・マン 序章〕をみて思ったこと

この映画はカンフー映画です。

以下ネタバレを含みますのでご注意をば。

後書いてるうちにクッソ長くなりました。

ブルース・リーの魅力の辺りまで読んでくれたらブラウザをそっとお閉じ下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

映画のタイトルにもなっている”イップ・マンさん”は実在の人物でWikipediaにも載っています。イップ・マンは詠春拳葉問派という拳法の宗師だそうです。

 

ちなみに、あのブルース・リー詠春拳葉問派の門下生だったそうです。確かに足裁きとかが似ているような気がしなくも無い。

 

イップ・マンを観ていてイップ・マンとブルース・リーの構えがかなり違っていて。

なんとなく違和感を感じました。

 

イップ・マンの構えは体を相手に対して正面を向けて、左足を一足半くらい前に出す。

左手を自分の正面、自分のみぞおちの50センチくらい前置いて、右手は左手の前腕の辺りに添える感じ。

握りは様々、全ての指を伸ばしてあくまで"自然体"のときもあれば、小指から人差し指をくっつけてピンと伸ばして親指は少し手のひら側に折り込んで明らかに"突く"という動作を意識していることも。連打を打ち終わった後では両方の拳を硬く握り締めて構えることもあり、これはイップ・マンの怒りを表現する映画的手法なのかなと感じました。

 

一方でブルース・リー

ブルース・リーの構え方といえば(あくまで私が一番好きな構え方)左足を前にして完全に半身に構え、首というか顔、重心全体を後ろに寄せる。

左肩を少し上げて、左肘を相手側に少し突き出すようにして肘を直角に曲げる。

前述の通り。左肘を相手側に突き出しているので自然と左腕は下がり、左拳は自分の腰の辺りに来る。

一方で右の拳は自分の顎の前方に置き自身の顎をケアしつつすぐに攻撃に転じれるような位置に置いてある。

そして何より重要なのが拳の握り方。人差し指から薬指を軽ーく握り、親指と小指をなるべく他の指から離すように構える。この握り方好き。

これが私の一番好きな構え方です。

 

実際にはこのほかにも色々な構え方を持っているブルース・リーですが、ヌンチャクを持っているときを除き、体は半身(右足を前に構えることもある)で、拳の握り方はどの構えでもほとんど変えていないように思います。もちろん完全にグーで殴ることもりますが。

 

そんな中で二人の共通点を見つけたのは一人対多数での戦闘シーン。

相手の攻撃を受け止め、それを、いなして自分の打撃を当てる。

或いは、受け止めた相手の腕を軸にして投げ飛ばす。

相手の一撃目をかわして、二撃目に会わせてカウンターを当てる。

 

等々構えは違えど戦闘スタイル?はやっぱり似ているのかなーと思いました。

 

 

ーーー閑話休題ーーー

 

 

映画の話に戻ります。

適当なあらすじ。

 

イップ・マンは武術の天才、多くの武館(道場みたいなもの)が立ち並ぶ町に住んでいながら自分では弟子を取らず、武館も開かない。でもこの街の誰よりも強い。

 

そんな幸せな日々にも転機が訪れる。

日中戦争が勃発してイップ・マンの街も日本軍に占領される。

イップ・マンの家は日本軍に摂取され、イップ・マン家族は極貧生活を強いられることとなる。

 

やっとのことで石炭を運ぶ仕事を得たイップ・マンはそこでかつての友人ラムに出会う。

喜びも束の間、作業員の前に日本軍の車がやってくる。何でも"三浦閣下"という人が武術を好み、中国武術と日本の武術とで技を競いたいという。勝者には米一袋。極貧生活をしているここらの住人には魅力的な条件だ。

 

日本軍を憎んでいたラムは真っ先に名乗りを上げ、イップマンの静止を振り切って車に乗っていまう。

道場に付くとそこで試合をしているのはかつてある武館のを師範を務めていた男。

鮮やかに日本人を倒し米の袋を受け取って帰っていく。

 

自身も武道家である三浦はある提案をする。1対3で俺と勝負する奴は居るかと。

もし、負けても買っても米をやる。と。

 

そこで真っ先に手を上げたのがラム。他に選ばれたのは適当な2人。

勝負はあっけなく終わった。三浦の圧勝でだった。あとの二人が早々と降参したのに対しラムだけは何度殴られても三浦に立ち向かい、最期は殴り殺されてしまう。

 

 翌日、ラムの身に何かが起こったことを知ったイップ・マンは日本軍の車に乗り道場へと向かう。

 

道場で戦っているのは昨日の師範。1対1の試合で難なく勝利を収め、三浦に提案をする。自分も1対3で勝負をさせてもらえないかと。提案は認められ師範はぼこぼこにされる。負けを認めて1対1で得た米袋を持って退場しようとする。

 

そこで響く銃声。銃弾はその師範の頭に命中し、絶命する。

 

撃ったのは三浦の参謀。丸眼鏡で血日でチビで出っ歯というステレオタイプの日本人。

それに対して怒る三浦。

三浦「何で撃った?」

参謀「だってあいつ負けたのに米持ち帰ろうとしたから」

三浦「ここは神聖な道場だぞなめてんのか」

参謀「・・・」

三浦「お前道場の中で銃撃つの禁止な」


 怒ったのは三浦だけじゃない。

イップ・マンも怒っていた。なんと1対10の試合を提案する。

それに歓喜する参謀。もうこいつは中国人が殴られるのを観られれはそれで満足らしい。

それでもイップ・マンはほとんどノーダメージで10人を道場の畳の上に転がす。

 

仲間の敵を討とうとする他の道場生を三浦は制し、イップ・マンに10袋の米を渡し「また、道場に来い」という。

 

 イップ・マンはその米袋を無視して血にぬれた先ほど撃たれた師範の米袋を抱えて道場を後にする。イップ・マンはその師範の家族に米袋を渡し経緯を伝える。

 

その後もう戦いたくないイップ・マンを執拗に追いかける日本軍って言うか三浦とその参謀。

 

結局イップ・マンは三浦と試合をする事となる。

 

試合当日特設リンクを取り囲むのは銃を持った日本兵だがその周りには中国人の見物客が十重二十重と取り囲んでいる。

どっちがホームでどっちがアウェーだか分からないような混乱の中イップ・マンと三浦の試合が始まる。

結果はもちろんイップ・マンの勝利。

 

一行で書いたけどこの試合の演出と言うかカメラワークと言うか映像がとても見ごたえあるものでした。特に三浦の中段蹴りの蹴り足の太ももをイップ・マンがカウンター気味に蹴って、バランスを崩した三浦をそのままダウンまで持っていくところなんて最高です。

 

もちろんこの結果が気に食わないのは参謀君。あろう事か背中を向けているイップ・マンを撃とうとする。通訳がとっさに止めに入ってイップ・マンは一命を取り留める。

 

 

ーーーーここから感想。----

 

 

中国人が作製した映画で、日中戦争中の話なのにあんまりファッキン・ジャップ感が前面に出ていないのに驚いた。悪い日本人像を全て三浦の参謀に押し付けることで、観客のヘイトを参謀個人に集めて登場する日本軍全体へのヘイトを下げるという配慮が見受けられた。

特に三浦は駐留軍で(多分)一番の高官のはずなのに徒手空拳で拳法家の相手をし、生成同道と闘っているようにも見える。(ラムの場合は勝てないのを承知で喰らい付いたための不幸だとは思うが)

 

その他はやっぱり映像表現が綺麗だと思った。光の加減を上手く使って道場全体をまるで白黒の箱庭のように見せたり、攻撃を受け流してから攻勢に転じるイップ・マンの手の動きを(多分実際はメッチャ早い)私が見てもどういう動きで攻撃しているのか分かるようにしてたり。なんかスローモーションって感じでもなかったから役者さんがゆっくり動いて分かりやすくしてたのかな?

 

というわけでカンフー映画とかアクション映画が好きな方はぜひぜひ見てみてください。

 

最後に私は文句を言いたい。

 

イップ・マン 序章 (原題《葉問》)
イップ・マン 葉問 (原題《葉問2》)『イップ・マン 序章』の続編。
イップ・マン 誕生 (原題《葉問前傳》)「序章」「葉問」のシリーズではない。
イップ・マン 最終章 (原題《葉問:終極一戰》「序章」「葉問」の続編ではない。

 

「序章」「葉問」のシリーズではない。

 「序章」「葉問」のシリーズではない。

 「序章」「葉問」のシリーズではない。

 

邦題のつけ方どうにかしてつかあさい。

と思ったけど原題がそもそもだった。ごめんなさい。

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