飛べるくらい軽くなりたい

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飛べるくらい軽くなりたい

来世は蝶々に生まれたい。そして一生青虫で居たい。

・ブプロピオンを使った禁煙に関しては"こちら"に移植しました。
・コメントブコメ大歓迎です。
・個人的に読んで欲しい記事
出張が楽し過ぎたのでセミ1セミ2下戸の愚痴綿棒

出張が楽しすぎたので仕方なく愚痴を書く_第2章_おっしゃる通りですご主人様

私の上司は良くも悪くも私の理解者だと思う。

私の苦手な事は(実は影で)フォローしてくれるし、私が得意なことは信頼して(特別厳しい日程で)任せてくれる。

きっと上司に向いている人というのはこういった人なのだろう。

うん。

死んで欲しい。

 

今回の話はこの上司との電話から始まる。

 

あらすじ

・3連休は工場に出張。

・前任者がトラブルを放置して逃亡。

・新幹線で英気を養った。

 (伏線)山田さんは田中さんと同一人物。

 

前記事

ilaa.hatenablog.jp

日付けは変わらず9月の17日、時刻は午前9時半。

私は駅の近くの漫画喫茶にいた。

パソコンの画面を切って一人、ボケーっとしていた。

一応勤務時間中だ、寝てはいけない。

しかし体力は残しておかないといけない。

ボケーっとしていた。

目をつぶってボケーっとしていた。

 

そのとき鳴る運命の電話。

電話の相手はもちろん上司。

 

「なんや、どこにおるんや。」

「駅の近くの漫画喫茶で待機しています。」

「アッホ。仕事せいや。」

「現状のタスクは待機です。」

「おっま(え)。・・・・・・とりあえずさっさと会社行けや。」

「はい。行きます。」

「あ、ちなみに。現状どんな感じなんですか?」

「知らん」

「私が泣くレベルですか?」

「ま、そやろなー」

「上司さんは?」

「俺はこんな、けったいなの受けへんよ?」

「承知致しました。会社へ向かいます。」

「おう。気いつけてな」

 

漫画喫茶を出てタクシーをつかまえようか、風を掴まえようか一瞬悩む。

風を掴まえられたなら、こんなところからすぐにでも飛びたてるのに。

タクシーが停まった。

行き先を告げて乗り込む。

私に選択肢など無かった。

 

会社の近くでタクシーを下ろしてもらう。

よく考えたら私の今の格好はめちゃくちゃラフだ。

「今から高尾山行ってきます」って言うくらいラフだ。

これで本社に来て怒られないかと思ったが、考えてみれば怒られるのは上司で、服装規定に1項目追加されるだけだ。

どうでもいいや。というか何とでもなれと思った。

私には今パワーが満ちている。

高ハスさんから貰ったパワーが。

 

お疲れ様です。と言いながら警備員に社員証を見せる。

無事通過。案外びびり過ぎていただけなのかもしれない。

そして作業場へ。

「おつかれさまでーす」と元気に飛び込んだ先には

泣きそうな顔をした二人の社員。

多分年齢的に山田(田中)さんの後輩だろう。

返事は無い。

「お疲れ様です。ilaaです。」

と、もう一度ご挨拶。

「あ、おはよう御座います。後輩Aです。こっちは後輩Bです。」

「山田(田中)さんは?」

「ちょっと今連絡が取れなくなってしまっていて。」

「そっかー。それはそうとご飯食べた?」

「いえ、出来るまでここから出るなと言われてまして。」

「とりあえず食べよう。そして現状を教えて。」

といってコンビニ袋を取り出す。

中に入ってるのはおにぎりと飲み物とパン。

それだけでも結構喜んでくれた。

聞いてみれば後輩のうち片方は今年度入社、もう片方は昨年度入社らしい。

いったい徹夜をしてどこをいじったのかが気になる。

答えはどこも触れませんでしたとのこと。へんに触られるよりは嬉しい。

っていうかキットを分解すらしていない。

やり方がわからなかったらしい。これだからゆとりは(ブーメラン)。

 

とりえずキットを工場に持っていこう。

加工は別に工場でも出来る。っていうか工場のほうがやりやすい。

と提案。

トラックの兄ちゃんにお願いして積荷と運送をお願いする。

 必要な資料をまとめて貰って確認して受け取る。

 

私は新幹線で先に行ってますというと、昨年度入社が自分も連れて行って欲しいとか言い出す。困る。

いや、やる気があるのは分かるけど。けど。

とりあえず上司に現状を報告する。

そしてこの後輩君の処遇をどうすればいいか訪ねる。

現実は非常である。「ほっとけ」と言われた。

なので私はほっとくことにした。

悪いとは思うけどそれは君の先輩のせいだ。

 

時間がないので私はすぐに出るけど、トラックが出発するのを見届けたらメールが欲しいと後輩君たちに頼む。

あとそしたら帰っていいよと。

 

そしてタクシーを捕まえて新大阪に逆戻り。

私は再び新幹線に乗り込んだ。

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