飛べるくらい軽くなりたい

飛べるくらい軽くなりたい

来世は蝶々に生まれたい。そして一生青虫で居たい。

・ブプロピオンを使った禁煙に関しては"こちら"に移植しました。
・コメントブコメ大歓迎です。
・個人的に読んで欲しい記事
出張が楽し過ぎたのでセミ1セミ2下戸の愚痴綿棒

地球温暖化をほんの少しだけ食い止めるお話。第三話。それはマッチョとは違うと思うの。貴方達はマッドなのよ。

 シリーズが感動の完結を迎えたので。全話分のリンク。







 

 

7日目:9月28日(水):手術前

頭の頭痛の痛みのせいで全く眠れなかった。
痛み止め無しの生活がこんなに辛いとは。
痛みのタイプはズキンズキンタイプなんだけど。なんだこれってくらい痛い。
1秒に一回くらいのペースで顔面右側をパンチされてる感じ。
痛過ぎて首がたまにビクッってなる。ビートたけしみたいな感じ。
尿路結石よりは痛くない。」「尿路結石よりは痛くない。」「尿路結石よりは痛くない。」「尿路結石よりは痛くない。」と念仏のように唱えて正気を保つ。
時間になったらそのままタクシーに乗って病院へ向かう。
タクシーの運転手さんもさぞ気持ち悪かったろうと思う。

8時頃に病院に到着。
正面入り口はまだ開いていないので裏口から潜入。(病院の指示)
入院登録をして荷物を預ける。
何故かまた血液検査のための採血。採血苦手。なるべく腕を見ないようにする。
あとは身長体重量ったり。そんな感じ。心電図ももう一回やった

病室に案内される。
私の名前が書かれたタグ(っていうのかな)を左腕に着けられる。
預けた荷物を受け取って、腕時計を外して鞄にしまう。
入院患者はもう朝ごはんを食べている。健康的だ。
6人部屋で私のベッドは入り口から右側の真ん中。
窓際がよかったけど、わがままは言わない。どうせ2日間だけだ。
パジャマに着替えてお待ち下さいと言われたので着替える。
と言ってもジーパン→ハーフパンツに変わっただけ。
どうもパジャマで日常生活を送っておりますilaaでございます。

先生が来日。昨日とは違う人。
先生から問診を受ける。体調は?とか熱は?とか痛みは?とか。
私の背後で看護婦さんが点滴の準備をしているらしい。見えないところで作業されるのはなんか嫌だ。わがまま。
問診は続く。最後に歯医者に行ったのは?とかじゃあ聴診器当てますねーとか。
医者に背中を向けるため振り替えたら看護婦さんの手にはソセゴンと書かれた点滴パックが!

ソセゴン!ソセゴン!早く打って!私に打って!ソセゴン!うわああああああ!ソセゴン!ソセゴン!(錯乱)

ソセゴンは鎮痛剤です。痛みを止めのお薬です。別に怪しい薬ではありません。
尿路結石にかかった時に散々お世話になった私はソセゴンの効果を身を持って体感しています。
だから上のような反応になった訳であって、私がおかしいわけではありません。っていうか頭がね痛過ぎるのが悪い。
問診が終わって待ちに待った点滴タイム。
ちなみにソセゴンを見た後は先生に何を聞かれたか覚えてません。これだから私は。

看護婦さんと先生が病室から出て行く。
早く薬効かないかなーと願う。
10時まではグダグダタイムだ。
上司の奥さんが来るのは気が重い。
一応お菓子は買ってきたけど、神奈川在住の人に横浜銘菓でよかったのだろうか。
うーん。こういうときの礼儀作法が分からない。


「ilaaさん。起きてください。」と看護婦さんに揺り起こされて目を覚ます。
点滴のおかげで痛みが無くなったら無意識に眠ってしまったらしい。
昨日ほとんど寝れなかったし仕方ないよね?
時刻は10時ちょっと前。
上司の奥さんはもう来てくれている。
これは仕方なくない。大変失礼な部下である。

奥さんに同意書にサインをしてもらって、一緒に手術の待機部屋まで行く。
奥さんは徒歩。私は移動式ベッド。大変申し訳ない。
待機部屋まで行く道すがら私は改めて奥さんにお礼を言って念を押す。
「手術が終わったら麻酔切れるの待たないで帰って頂いて結構ですから」と。
あと、さっき渡しそびれたお菓子がベッドの隣の机に入っているので持って帰って欲しいと。
どこまでも失礼なヤツである。

待機部屋の前で奥さんとはお別れ。
「ilaaさん頑張ってね」と大きな声で言われる。照れ恥ずかしい。
待機部屋に入ったら手術着?に着替えされられる。
もう手術室は準備OKだったみたいで、すぐ搬入される。

手術室に入ると手術用のベッドに移される。
ベッドの見た目は稼動箇所の多いリクライニングシートみたい。
ドラマみたいに1、2、3、ハイみたいな感じで移動するのかと思いきや。
普通に歩いて移動する。わざわざベッドに乗って入った意味。ワクワクを返して欲しい。
点滴での麻酔が開始される。
手術用のベッドは頭の部分が下がるように出来ているらしい。
そこに仰向けで寝て頭を下げられる(ilaa的には上を向いてる状態)。そのまま思いっきり口を開かされる。
その状態で口が閉まらないように固定。さらに頭も動かないように左右から固定。

えっ?何?このマッディーな状態。
しかもこの体勢結構きついんですけど。
固定するのは麻酔が効いてからでも良かったんじゃないですかね?
しかもドラマでよくある「1から10まで数えてください」ができない。口が固定されてるから。
その代わりに1分置きくらいのペースでで腕に針を刺される。
これで反応が無くなったら麻酔完了という事らしい。おい人権仕事しろ。
私の想像してた手術室と全然違った。トキメキを返して欲しい。

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