青山さんの思い出の「山岡の思い出」の続きを書いてみた。
まずは黙って↓を読もうか。マジで読まないとこの先生き残れないから。きのこ。
これは青山さんと言う方のブログの「山岡の思い出について」というエントリーです。
青山さんとはツイッターで出会ってから勝手にストーキングしてるんですけど、ブログがめっちゃ面白いです。
あのね、このブログの続きを読むくらいなら絶対青山さんのブログを読破したほうがいいと思うの。マジで。
ちなみに青山さんとはツイッターでフォローし合ってるし、はてなブログでも読者同士なんですけど、絡んだ事は一度もありません。
もちろん今回も無許可で勝手にエントリをお借りしております。
そんな訳で勝手に続きを書いていきます。
そんなこんなで集められた4人だったんだけど、世界を救う気満々のパルジファル以外の3人は自分達を地球に戻して欲しいと国王に詰め寄る。
何故なら彼らには地球ですべき事があった。
原田は絶対綺麗になって憧れの彼を振り向かせなくてはならないし、高野は一生に一度の新卒枠を使って大手企業に潜り込まないといけない。あと森元首相は東京パラリンピックに出場するために猛特訓中だ。
結局、パルジファル以外のバカは地球に帰っていた。別に他三人の設定を考えるのが面倒だった訳ではない。彼らの生きる意味がこの世界には無かったというだけの話だ話だ。
あとこの王国が滅んじゃう理由はコンピュータ(以下:ピュー太)がそう言ったから。
実際には滅んじゃうって言った訳ではなくて数年以内にピュー太が故障するってピュー太が予想したんだけど、修理しようにもピュー太は過去に何度も自分自身を改良していて、たとえ高度文明人でもその中身がどうなってるか理解できないし、修理も出来ない。
ちなみにピュー太が壊れると国内のインフラは全部ストップ。電気水道ガスから食料品、大事な大事なインターネットまで全部使えなくなってしまう。
要するに 『ピュー太故障=王国滅亡』 と言う図式が成り立っちゃう訳。
国王から「聖騎士パルジファル」の称号と「伝説の魔法剣」を受け取ったパルジファルは早々と前線の要塞に送られることになる。肉まんを片手に。これは高度文明に触れることでパルジファルのバカ度が薄れるのを恐れていたからであり、この国の設定を考えるのが面倒だった訳ではない。
転送装置でパルジファルが一人、前線の要塞に送られる。パルジファルは当然、和久井も一緒に来ると思っていたが、和久井は非戦闘員なので以下略
最前線の要塞は地平線が見渡せる程広い草原の中にあった。
もともとはここでお互いの国がドンドンパチパチ戦争をしてたんだけど、コンピュータでの予測が本格化してからは両国とも迂闊に手を出せなくなった。
そのまま百余年の月日が経ち、元合戦場には草木が生えてこの世界で唯一の自然溢れる場所になっちゃったってわけ。皮肉にもね。
ちなみに要塞にはロボット兵しか居なくて、みんなせっせとレザー銃を磨いている。
ロボット兵にの言うところ、この要塞から草原を挟んで60Kmほど先に相手の国の要塞があるらしい。
じゃあそこまで転送しろよと言ったけど答えは「無理デス」の一辺倒。理由すら説明してくれなかったけど以下略。
仕方ないからパルジファルはロボットの馬に乗って要塞を出発する。一体こいつらはロボットの馬なんて作ってどうするつもりだったのだろうか。まぁパルジファルが考えたって分からない。別に略
パルジファルはしばらく馬に揺られていたが相手国から攻撃される気配はない。
その代わり、ロボットの馬に乗った一人の女に会う。
どうやら相手国側からもパルジファルのようなバカが刺客として送られていたらしい。
パルジファルは聖騎士らしく堂々と名乗った。
本当はその流れで決闘を申し込みたかったが、女の子に決闘を申し込むのは聖騎士としてのプライドが許さないので、どうしようかと悩んでいた。
しかし、そんな悩みはすぐに消し飛ぶ事になる。
女は自ら兜を脱ぐと自分はトサモアーの生まれ変わりだと名乗ったのだ。
トサモアー。それは(転生前の)パルジファルの妻の名だった。
輪廻の壁を越えて感動の再開を果たした二人は草原の真ん中に赤い屋根のお家を建てて2度目の新婚生活を初めてしまう。
これに焦ったのは両国のコンピューターだ。
実は、相手国のコンピュータ(以下:ピュー子)もピュー太と同様、もう少しで自分が壊れるのを予想していた。
もちろんインフラは全部ピュー子頼みだし、修理できる人間も居ない。
困った挙句に連れてきたのがトサモアーだったのだが、なんと大草原の小さな家で敵国のバカとイチャラブ新婚生活を始めている。
ピュー太もピュー子も如何にして自国のバカを守り敵国のバカを倒すかを予測するが、バカ夫婦が緩衝地帯のど真ん中で生活をしている以上、解決策を見出せないまま、いたずらに時間を浪費していく。
数年後、パルジファルとトサモアーの元にコウノトリが飛んで来る。もちろん二人の赤ん坊を届けるために。
赤ん坊の出現で完全にバグッたのがピュー太とピュー子だ。
「ダッテ赤ん坊ノ半分、パルジファル。モウ半分、トサモアー。コロスコロセナイコロコロコロコロ」と言ったかと思うと。
自我を持ったコンピュータの慣例としてデイジーを歌いながら自壊していった。
コンピュータが壊れた後二つの国家も滅亡した。
そんなことはいざ知らず、バカ夫婦は子供にローエングリンと言う名前を付けて3人仲良く暮らしましたとさ。
ちなみにローエングリンはその後、山岡の書いた「いつか倒す魔王リスト」に従って地球で大量殺人を行うんだけど、それはまた別の話ということで。
終わり。
追伸。
今日は青山さんに土下座をする夢を見ながら眠りたいと思います。